G20について勉強
- 2018/01/23
- 16:06
まずG20とは?
G20とは"Group of Twenty"の略語のことです。参加国はというとG7の日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダ。それに加えて2014年にG7の参加資格が停止されたロシア(だから元々はG8)。そしてEU(通常国単位では参加しないが、必要に応じて国単位でで臨時参加します)。さらに新興国である中国、インド、インドネシア、サウジアラビア、韓国、トルコ、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、南アフリカを合わせた20の国及び地域が参加するビッグイベントのことです。
ここでわかったのは重要な会議であることとGが好きってことぐらいです。(参照:Wikipedia)
G20は何について話すのか?
次は会議を開く目的です。なぜそもそもG20をひらく必要があるのでしょう?どうやらリーマンショックを契機に世界的な経済・金融危機に対処するために元々G20財務大臣・中央銀行総裁会議として開催されていたものを首脳級にレベルアップさせて2008年から開催されているようです。
その第一回目の内容はというと世界的経済危機にみんなで協力して対処すること、過度の金融機関への規制を回避すること、IMFなどの国際機関で途上国の発言力向上及び資金基盤の確保、保守主義に対抗し、ドーハラウンド交渉(貿易自由化交渉)を早急に進めることです。こう見ると今の問題はずっと話し合われてきた問題なんだということがわかります。
ちなみに当時の日本の総理である麻生総理はIMFの中小国への資金援助及び早期警戒機能の強化の重要性、IMFへの出資を3200億ドルから6400億ドルに増やすこと、日本は1000億ドル出しちゃうよ、産油国も協力よろしくぅ!みたいなことを言ってました。日本の経済だけでなく途上国やその他の国の利益を促す姿勢は大和魂が垣間見えます。そういう場なんですけどね。(引用・参照:外務省 金融・世界経済に関する首脳国概要 日本銀行 G20サミットについて)
G20次はいつ?何について話すの?
G20の会議は現在1年に1度のペースで行われていて会議の場所は議長の国で行われるようになっています。2018年の議長はアルゼンチンなので場所はアルゼンチンのブエノスアイレスです。時期は3月なのでもうすぐですね。
実は2019年は日本の大阪で開催されることになっています。トロイカ制度と言って前年の議長国及び翌年の議長国と上手く運営できるよう協力するシステムがあるので日本はアルゼンチンと2020年の議長国のサウジアラビアと協力していくことになります。
それで今年のG20は何について話すのというところですね、注目されているのが仮想通貨規制についてです。フランスとドイツが投機リスクがあるから規制すべきという内容を議題にしたいそうです。もう先日の仮想通貨全下げである程度の被害は出ているので仕方ないのかもしれません(起こってからでは遅いですからね)。現在何の規制も入っていないような状況だけに規制は入ると思いました。マネーロンダリングだったりっていうのが存在してしまいますから、、
仮想通貨ユーザーの僕としてはいい規制をかけてほしいです。まだまだ発展途中で可能性にあふれているし公正な場を作るのが本来の目的ですからね。ただ現状韓国でも中国でも規制入れていくよてきな状況なのでなかなかさみしいニュースばかり続きます。確実に世間一般に広まれば大きな変化が待っていますから国としてはリスクと見ざる得ないでしょう。(参照:日本銀行 G20サミットについて)
・思ったこと
仮想通貨のコインチェックさんのチャットでG20についての書き込みを見てG20勉強しようとなったんですけど、かなり重要ですね。驚きました。20か国すべての国の意見を反映させることは不可能だと思いましたそもそも今回の仮想通貨に関しては先進国を対象とした議題に思えます。なので情報共有みたいな役割が大きいのかなと感じました。え?G20で言ったよね?みたいな(笑)。だからこそ首脳が集まるし金融・経済について話し合われるんじゃないかと、、とりあえず税制度だけは何とかするべき世界で一律の税制度にしてほしいw税金がタバコ並みにかかっとんじゃー迷惑かけたかのぉ??