ISOについてお勉強
- 2018/02/02
- 16:25
ISOてなんのこと?
今回は普段生活しているとたまに目にするISOについて少し勉強しました。まず、ISOというのはスイスのジュネーブにある International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略称です。非政府組織で国際的に通用する規格を定めることが目的で設立されたみたいです。つまり世界各国で同じ品質、同じレベルのものを提供できるように定められた規格がISO規格になります。そのことによって貿易がスムーズに進むこともあるかもです。ネジやカードのサイズにもISO規格が存在しています。製品だけでなくマネジメントに関してもISO規格は存在しており、有名どころは9001,14001みたいです。品質に関するマネジメントが9001、環境に関するマネジメントが14001のようです。(引用:ISOの基礎知識)
どんな会社に必要?
現在はISO9001だけでも190か国以上、120万組織が取得しています。たくさんの組織がISOを取得している訳ですが、それはなぜでしょう?それには様々な理由が挙げられますが、顧客からの信頼が一番大きいと言えると思います。マネジメントにしても製品にしても国際的な水準を満たしているということは顧客からすれば一つの指標に繋がります。ここの部分が大きいためJISなど日本の国家規格も存在します。さらにISOの場合は国際的な規格になるため認証を得ることで市場を世界へとグローバル展開させることができます。ISOの認証を得ている組織と得ていない組織のどちらがいいかと言われれば一目瞭然です。(参照:ISO取得のメリットについて)
ISOの特徴
そしてISOの最大の特徴として定期的な検査があることが言えます。認証を一度もらえばそれ以降は問題ないというわけではなく毎年審査を受ける必要があり、適格事項を満たしていない場合は認証を得ることができませんそのため組織は持続的な改善をする必要があります。このことによって組織には緊張感が出たり、製品の品質の維持、顧客満足度の向上という部分を期待することができます。また審査が定期的におこなわれることによって、外部から問題点を発見することができます。なかなか内部からでは見つけにくい問題も審査機関が見つけてくれるということもあるのかもしれません(内部から見えないではなく見えないようにしているなら別ですがw)。
ISOのこと全く分かっていなかったです(笑)。取得の意味や内容を理解することは製品を理解したり、世の中の流れを理解するうえで重要な要素であることがわかります。ただ、このように公式な機関が発表している通りの機能を続けることはなかなか難しいのも現状だと思います。どのようにISOを活かしていくか、またどのような目的で認証を得るのかというところも考えないといけないのかもしれません。(引用:ISOの基礎知識)